透明だけどいる

すけすけだよ

きみも幽霊になれる

今日は幽霊の日らしいから、幽霊について思ってたことを書こうと思う。

 

私は幽霊のこと、半分くらいは信じてる。
一方的に干渉してくるわけのわからない幽霊のことは信じてる。
双方向的な幽霊はだいたい狂言だと思う。エンタメ的には好きだ。

幽霊は幽霊っていう生き物みたいなやつがいるんじゃなくて、生き物が死ぬ時に強く考えたことを生きてる人が受信しちゃってる状態なんだと思ってる。

考えるときって脳みそが電気信号を伝達してる状態だから、死ぬ時にそれがめっちゃ強くなって残り香みたいになっても割とおかしくないと思う。

寿命でも殺人でも事故でも自殺でもなんでも、不本意に死ぬ時って「いやだ」とか「うらめしい」とか「悔しい」「苦しい」って気持ちがめちゃめちゃ強く出るだろうし、生命が脅かされたら本能的に脳みそフル稼働するだろうし。
通常時に考えてる時よりも強い電気信号が出て、
どっか金属とか鉱脈とか帯電できるところに留まったやつがうらめしや〜の正体だと思う。
だから幽霊はだいたい地縛霊だよ。

霊感も同じ感じで、霊感が強いと言われてる人は受信しやすい人なんだと思う。
霊感がない人もその場の電気信号がめっちゃ強いと受信しちゃうし、電気信号が弱くてもチャンネルが合うと見えちゃう。
受信感度は人それぞれだし、ノイズや他の電気信号の干渉もあるだろうから、ある人には女の幽霊に見えるかもしれないし、ある人には人魂に見えるかもしれない。
ラジオみたいなもんで壁一枚はさんだりアンテナの方向とかHzとか、ちょっと条件変わるだけでも受信状況は変わってくると思う。

地縛霊以外の幽霊もやっぱり電気信号で、生霊や虫の知らせとかは特定のだれかや何かに「会いたい」とか「憎い」とか「達者でな…」とかいう気持ちを発信できた状態なんだと思う。

あと「原始人の幽霊とか桶狭間の戦いの幽霊とかいないじゃん」っていう人もいるけど、これは単純に電気信号が時間を経て受信できないほど弱くなったんだと思う。
一時的に留まることはできるけど、電気信号もエネルギーだからそのうち放電されて消えてくんだと思う。
だから時代によって幽霊は更新されてくし、更新されない幽霊は、よっぽど強く発信して死んだんだろう。

要は思考はエネルギーだし、生き物が発したエネルギーが死んだあとも少し残ってることは割と自然なことだと思っているということ。
死んだあともしばらくは体温とか残ってるし。
思考も少しは残ってたらボーナスタイムみたいでなんか楽しそう。